絵本作家こばようこ・おだしんいちろうのブログ。
適時更新してます。HPはhttps://dodohee.com です。

おはなし『かがみの くにの レストラン』の話

月刊絵本ワンダーランドの10月号に

「かがみの くにの レストラン」

というお話が載っています。

作は山本省三さんで、私こばが絵を担当しました。

 

あきちゃんの髪型は絶対もじゃもじゃだと思って

描きましたね。

相棒の猫も良い感じ!

 

あべこべのレストランでは

あべこべに ちゅうもん願います。

鏡の向こうから無事に帰ってこられるには

あべこべがわかってないとダメらしいですねー

 

ふしぎな招待状をもらって・・・

 

猫です。ちゃんと描けるようになりたいです。

 

| 10:02 |
おはなし『りすくんのねがいごと』の話

キンダーブック2の7月号に

「りすくんのねがいごと」というお話を書きました。

おだ しんいちろう作、こば ようこ絵です。

二人で作ったのは暫くぶりかもしれない。

 

おだ が一生懸命お話作ってる間

私は頑張ってねーみたいな気分ですが

ターンが私になると

おだ が「俺の仕事はだいたい終わったぜ」となるので

まあ、順番としてはそうなるのが当然だけど

ほぼ終わったおだの隣で

間に合うかなーっ 描けるかなーっ

と必死になるのは、どうにかしたいです。

 

りすくんはとても気が利いて働き者です。

たなばた祭りでも大活躍。

そんなりすくんが、短冊に書いた願い事は・・・

 

動物だけの話の絵を描いたのも

ひさびさです。

動物っていろんな形してて嗜好も違うし

こんなとこにみんなで一緒に居られるわけないじゃん

て思うんだけど

お話の中だとぜんぜんオッケーですね。

なんだろう、不思議だなー。

 

色鉛筆と不透明水彩。

もっと沢山の画材でがんがん描いてみたいかもー。
まあそのうち。
ことり の願い事は
「うたがじょうずになりたいな」
です。じわじわきてるのは私だけかもしれない。
| 10:51 |
イベントのお知らせ

先月5月5日の

「上野の森親子ブックフェスタ2023」では

こばようこ が

久々にサイン会をさせていただきまして

その節はどうもありがとうございました。

さて

今度は地元・東京、八王子で

文章書く方の おだしんいちろう と

絵を描く方の こばようこ で

イベントやりますー。

 

「絵本作家と絵本を作ろう

   〜絵本のおしごと大公開」

日時:7月22日(土)午後1時30分〜4時

場所:八王子市中央図書館

定員:30名

  (小学生以上、または親子参加優先)

 

5年前くらいに

同じタイトルでイベントをやったのですが

今回は

更にシュッとした時間をお届けする予定でして

皆様の創作意欲も

ますますキュッとなるのではと思います。

(時間設定がゆったりですが

 2時間かからないくらいと思ってください)

小さい皆様にも

優しい内容となっておりますので

是非、親子でご参加ください。

もちろん大人の皆様もご参加オッケーです。

 

汚れてよし な、お洋服でいらしてください。

 

お問い合わせ、お申し込みは

八王子子ども文庫連絡協議会のHPの

お問い合わせのところからどうぞ。

https://bunko-ren-804.jimdofree.com

 

 

| 11:27 |
「かっちゃん どうしたのかな?」のはなし

春めいてきましたね。

うちの末っ子こっちゃん中学三年生は

早々に進学先を決めてしまったので

受験生の母、合算じゃなくて通算5年目のわたくし

久々に

久々にのんびりと

この春を迎えております。

こっちゃん、ナイスです。

 

すずき出版さんの月刊誌

こどものくに ひまわり版4月号は

おおはし えみこさん作の

「かっちゃん どうしたのかな?」

 

絵を担当しました。

4月号は入稿がものすごく早く

昨年8月末が締め切りでした。

 

打ち合わせが5月、

ラフが大体確定したのは7月半ばくらい。

で、締め切り後

9月26日(月)初校出る

同月30日(金)初校戻し

10月6日(木)再校出る

同月12日(水)再校戻し、校了

みたいなスケジュール(調べた)。

 

私の今回のポカは

カマキリを描いてしまったことです。

主人公の弟かっちゃんの応援団みたいな気分になってきて

勢い余って描いたのですが

設定の春に、こんな大きなカマキリは居ないんです、

とのことで。

あーそういえば春にカマキリなんて見ないわ・・。

(修正して、

カマキリなんて描いてないよ

という絵になってます)

主人公みおちゃんは、

おおはし先生のご希望どおり可愛く描けた〜

と思います。たぶん。

 

作者のおおはし先生とは

3年前にも同じ4月号でご一緒しました。

「ぼく、けんかしないもん」というお話。

http://blog.dodohee.com/?eid=1105487

どちらも新・年長さんにぴったりの

あ、こんなことあるかも、というドキドキと

あたたかい気持ちが沢山詰まってました。

そんなお話をどう表現しようかと

編集Hさんと沢山考えて絵をつけましたので

楽しんでいただけたらいいなと思います。

 

 

| 11:51 |
「あいち・どくしょタイム文庫」の話

公益財団法人 愛知県教育振興会さんは

愛知県内で小中学生向けの書籍や

保護者向けの雑誌などを出されています。

 

愛知県内在住・在勤の方限定ですが

児童文学賞を主催もされていて

その上位入賞作品を

冬の読み物として

「あいち・読書タイム文庫」

にまとめてます。

 

その、今年度の園児・小学校低学年向けの冊子のほうで

挿絵を描きました。

「たまごにんじゃと ひみつの まきもの」

ひらまつ えつこ さん作です。

 

たまごだけに、黄色の装束の忍者にしました。

読み進めると、みんなの大好きなあるものが出来上がり!

なるほどー・・・!

(ここでは教えないよ)

 

こちらは全国どこからでも

愛知県教育振興会さんの方に購読申し込み出来るそうです。

ので、是非答えを探してみてください〜。

 

闇に潜む忍者だけに色どうしようかなーと

結構なやんでしまったけど

今、考えると黄色一択だな。

にんにん。宜しくお願いします!

 

 

| 22:53 |
むしむし とどけーっ

作 おだしんいちろう 絵 かわむらふゆみ

フレーベル館 キンダーブック1 2022年 7月号

 

木に引っかかった風船を、

虫たちが連なって取ろうとするお話です。

かわむらふゆみさんの、

パリッとかつ温かい絵柄が素敵です。

虫たちの表情もいいんですよ。

 

完成したものをみると、

なぜか夏休みを感じました。

なぜだろう。

 

書いたのは真冬ですが、

真夏にサンタさんのお話を書いたりもします。

約半年ずれるのですね。

そこがまた楽しいです。

 

絵を描いて頂いたかわむらふゆみさん、

キンダーブック編集のHさん、

ありがとうございました。

 

おだしんいちろう

| 11:29 |
幼年童話『こわいものなしの六人』の話

こないだ「こわいものなしの六人」がでました。

あかね書房さんからで、文は竹下文子さんです。

 

シリーズ一巻目は「ねこのおひめさま」(絵は林なつこさん)。

私は二巻目の担当になりました。

 

六人というくらいだから登場人物が多いのです。

編集Kさんから

「こんなイメージなんですー」と送られてきたのは

萩尾望都の「11人いる!」とか

石ノ森章太郎の「サイボーグ009」とか。

竹下文子さんからは

映画「オーシャンズ11」。

どれも人数多いのに全員キャラたってるなー。

 

最初に出した設定案はダメでしたねぇ・・。

キャラ設定って頭凄く使う。

 

本文ラフは結構調子良くて

だいたいオッケーもらえた記憶があります。

 

全部描き終わって

Kさんに原画お渡しした後は

怒濤の間違え大会。

 

主人公に銅貨3枚持たせる所なのに

4枚描いていた、とかですね。

これは非常に地味な方です。

 

しかしおかげ様で

バタバタは全くわからないくらいの良い絵になったかも。

 

竹下さんのお話に絵をつけるのは三回目です。

編集Kさんとは、なんと10年ぶりに仕事をしました。

またお声掛けて貰えたらいいなーと、

そうなるように日々がんばります・・・。

 

いろいろどうしようか考えていた頃。扉はお話の世界への大事な1ページと思う。

 

水彩絵の具で描いてみたけど、モノクロページの相性とかもどうかと思ってやめた。

 

見返し。本番は上下ひっくり返して印刷してもらった。ひっくり返したら落ち着いたー。

最終ページは、今回のお話的に余韻をだしたくて描いた風景画。
どうでしょうか。是非読んでみてくださいね!!!
| 00:14 |
絵本『いち・にの・さんかんび』の話

すっかりGWも終わって

前回のブログからすっかりご無沙汰してしまいました。

今回は3月に出た絵本のお話です。

 

東洋館出版さんから

「学校がもっとすきになるシリーズ2022」の中の一冊、

「いち・にの・さんかんび」の絵を担当しました。

作は くすのき しげのり さんです。

(タイトルをクリックすると東洋館出版さんの方へ飛びます)

(画像をクリックすると絵本ナビの方へ飛びます)

学校での生活の中で

あ・・・あるかも・・・という日常を切り取ってあって

絵を描きながら

主人公と一緒にいろんな気持ちになりました。

 

正直、大人になった今でも

手をあげて発表するなんて勇気が要ります。

それが沢山のギャラリーのいる参観日だったら?

(・・・勘弁して〜って思うよ)

 

タイトル文字は私が書きました。

昔、会社員だったころ

社長のミナイさんが私の下手な文字を真似してからかってましたが

怒る気もおきない程に私は字が下手でございます。

 

でもそれが活きるのがタイトル文字です。

・・・綺麗じゃなくてもいいんですよ。

全ては「あじ」という単語で一括りになるのですよ。

この話、何回も言ったと思うけどね、

なんて良い仕事なんだろうか。

 

扉でも片端に載せてもらって

むしろおしゃれ感が漂うんじゃないかな。

 

 

表紙は絶対に行進しているところだと思って描きました。

元気いっぱいの小学生です。

どうぞ手に取って読んでくださいね。

 

描き始めですね・・・

 

で、こんな感じになりました。

 

 

 

| 16:11 |
絵本『いいな「じぶん」!』の話

2022年になりました。

本年もどうぞよろしくお願いいたしますー

 

 

世界文化ワンダークリエイトさんから

一月号として月間絵本『いいな「じぶん」!』が出ました。

作は くすのきしげのりさん。

くすのきさんが20年ほど前から

沢山の子ども達と読んでこられた詩の絵本化です。

 

 

詩の絵本の絵って描いてみたかったので

とても嬉しかったのですが

(私はじめてすぎてかんたんじゃなかった)。

 

前にこの詩のカットを頼まれたことがありまして

そういったご縁でお話いただけたのかなと思います。

 

 

そしてこの本は市販本として

1月21日(金)に店頭に並びます。

今日ですね。

アマゾンのリンクを貼っておきます。

画像クリックして、購入ボタンを押してもいいです。

 

こちらの方は

「グレックのダメ日記」などの翻訳をされた

中井はるのさんの英語訳付きです。

 

QRコードで

英語の音声も聞けちゃうようです。

ひと昔前だったら

「YouTubeで音声聞けます。アドレスここです」、

もっと前だったら

「CD付き」

だったと思うけど。

 

紙も変えてあって

月間絵本の方と雰囲気違いますよ。

 

カバー絵も新たに描きました。

 

 

カバー絵全体図。

「かけがえのない自分て、いいじゃん!」の気分。

「いろんなみんなもいいじゃん!」て気分も入ってます。

 

じぶんていいな、という気持ちは大切ですね。

 

ピアノが上手に描けた。

背景もいい感じになった見開き。

 

うちの近所を描きました。

マジックペンのあとが凄まじいけど・・

デジタルの力でフラットにしてもらおうと思って。

(そういう技を知ってるのはいいのか悪いのか)

半分だけ月間誌の方で使われています。

 

本が無事に世に出てとても嬉しいです!

編集のHさんはじめ

関係者みなさま、

お疲れ様でした。

本当にありがとうございました。

 

みんな読んでね。

 

 

 

 

| 09:39 |
2022年!

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたしますー。

おだしんいちろう と こばようこ

 

 

 

| 01:39 |
| 1/16PAGES | >>