絵本作家こばようこ・おだしんいちろうのブログ。
適時更新してます。HPはhttps://dodohee.com です。

ドドヒー等身大人形8
目に色を入れるのは、もちろんこば大先生です。
「よろしくお願いします!」と筆を渡します。
こば大先生は、ちょこちょこちょこっと目を入れて、
「はい、これでいい?」
「ハハーッ、ありがとうごさいましたァー!」
こんなやりとりがあったかどうかはともかく、
ついに、ついに完成じゃー!

大きさは、幼稚園の年少さんが体育座りをしたくらいでしょうか。
重さは、かるーいかるい。小指で持てるくらいですよ。
だから機動力があります。
実際、個展をやったときも楽勝で持っていけました。
車に乗せて、シートベルトをかけて行きましたから。

個展のあとも、ちょっとした展覧会で玄関に置いたりと、活躍しました。
今は、家の階段にふたりとも鎮座しています。
あっ、今思いついた!
機会があったら、ドドヒー世界の他のキャラクターも
粘土で作ろう! これは楽しそうだ!

完。 (O)

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| 22:05 |
ドドヒー等身大人形7
ヒーをつくるのも2,30分です。
合わせて1時間くらいでしょうか。
これも、発泡スチロールの原型がしっかりしていたから、
と思いたいですね。。。

乾くまで1昼夜。
そして着彩じゃ!

色は、こば大先生が指示します。
僕は「ハハッ!」と返事をし、大量に絵の具を出します。
絵の具はアクリル。乾くと耐水性になります。

白の人形に絵の具を塗りたくっていくのは、
なんと気持ちがいいのでしょうか!
ほとんど幼稚園児です。          つづく (O)
| 23:22 |
ドドヒー等身大人形6
かるーい紙粘土を50個かってきました。
一気につくります。
のんびりつくっていたら、どんどん乾いて加工できなくなります。

と、えらそうに言うのですが、つくるのは
こば大先生です。
僕は、手術で「メス!」と言われて「ハイッ!」と
メスを渡すひとみたいに、
「粘土!」と言われて「ハイッ!」と
粘土を渡す係です。。。

粘土1個使うのに、初めは5秒くらいです。
原型の発泡スチロールにぺたっとつけて「ハイ次!」です。
形がみえてきたら1個10秒くらいになって、
最後は整えていきます。
整えるといっても高速ですが。

ドドをつくるのに、2,30分くらいだったと思います。
つくるのにやたら日数がかかった、原型の発泡スチロールは
なんだったのでしょうか。。。            つづく(O)
| 12:18 |
ドドヒー等身大人形5
発泡スチロールの原型ができました。
ずいぶんと時間がかかりましたが。。。

今度は粘土です。
普通の粘土では、重くなります。
それに、強度に難があります。
そこで、かるーい紙粘土の登場!
100円ショップにあるものが最も
コストパフォーマンスが高いです。
260〜290グラム位。

このかるーい紙粘土、素晴らしいのです!
乾くとほとんど発泡スチロール並の軽さで、
とっても丈夫。粉も出ません。
色乗りもよいし、修復もボンドで簡単。
最強です。量は普通の粘土の半分くらいですが、
メリットの方がぜんぜん多いのです。 つづく (O)
| 22:13 |
ドドヒー等身大人形4
今からまた病院探すのかよ。
あっちこっち電話して、やっと診てもらえる病院を見つけ、到着。
もう夜ですよ、奥さん。
受付を済ませるも、ずいぶん待たされ、
僕の番になったときには、とっくに血は止まっていたのでした。
確か、8針くらい縫ったと思います。

翌日、やっぱりカッターは危ないなーと、
新たな方法を思いつきました。

その名も、のこぎり大作戦!

ドドヒー人形の原型をつくるべく、のこぎりで発泡スチロールを
切りました。場所は駐車場。
なんで初めにこれを思いつかなかったんだろう!
カッターでちまちまやってる場合ではなかった!
あっという間に形が出来ていくのでありました。 つづく (O)

| 23:14 |
ドドヒー等身大人形3
気持ちはすっかり重病人。
しかし夕方。
近所の個人病院は、閉店したところです。
院長は、庭の手入れをしていました。
その平和な光景を、今でもよく覚えています。

その院長に無理を承知で
「診てもらうことはできないでしょうか・・・」
というと、

血で染まったタオルをみても全く動じることもなく、
「どうなさいました?」と聞くでもなく、
手に持った剪定ばさみを置くでもなく、
「急患やってる病院探してくれる?」
と笑顔でおっしゃって下さいました。

仕事とプライベートのけじめが見事な院長でありました。
(まだつづく。。。) (O)
| 21:00 |
ドドヒー等身大人形2
梱包用の発泡スチロールなので、形が変です。
そのままではどうにもならないので、
切って積み木のように組み立てて、ボンドでくっつけます。
これがなかなかうまくいきません。

ガタガタだし、穴ぼこだらけ。
これでは粘土も無駄に必要になってしまいます。
ガタガタは、さらに発泡スチロールをつけて、
穴ぼこは、新聞紙で埋めます。

とにかく、ドドとヒーの「原型」になるくらいにはしないと。
ある程度まとまってきたら、今度はカッターで整えていきます。
発泡スチロールを、熱で溶かしながら切る機械も
あったのですが、溶けるのが遅すぎて使い物になりません。
ここはカッターですよ、奥さん。

展覧会用の人形ですが、実は展覧会まで日にちがあまりなかったのです。
よって、気持ちあせっていたのだと思います。
手がすべって、
上から下へギコギコやってる刃先の力が、
そのまま左手の人差し指に伝わりました。

よく聞く話ではありますが、例に違わず初めは痛くもありません。
なにがおこったかも、ちょっとわかっていません。
気付くと殺人現場のようになっていました。
血に染まったカッターナイフが転がっているので、
出来のいい現場といえます。
気に入ったので、写真も撮っておきました。
タオルで手を巻いて、止血をしようとするのですが、
止まりません。
写真撮ってる場合じゃない、病院、病院。 続く。。 (O)
| 23:31 |
ドドヒー等身大人形
かれこれ3年以上前のことですが、
展覧会用にドドとヒーの等身大人形をつくりました。
その時の制作秘話です。

せっかくの展覧会、絵を飾るだけでは物足りない。
「よっしゃー、ドドヒーの人形つくるぞー!」
と意気込んだものの「さて、どうやってつくろうか?」
というところから入りました。

つくるならやっぱり等身大!
イメージとして1メートルくらい。
全部粘土だと金銭的につらい。。
中に新聞紙を丸めて入れるか?
いや、発泡スチロールが安定している。。

いろいろと手順を練って、頭の中で完成しました。
よーいどん!
まず、発泡スチロールの手配から。
世界堂(画材店)でみると、結構高い!
こうなれば、いきなり最終手段だ。
車で近所のヤマダ電気へゴー!
店員さんに「こちらでゴミになった発泡スチロールを頂けませんか」
と聞くと快く「裏にあるのでどうぞ」
店の裏には、梱包用の発泡スチロールがあるわあるわ。
よっしゃー、発泡スチロール、ゲットだぜ!
車のトランクと後ろ座席につめました。 つづく。。。 (O)

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学研から出ている絵本雑誌「ほっぺ」のHPはご存じですか?
毎回楽しい裏話満載の編集部日記のところに
やったね「ノンビーおうこく」の話が載ってました!
是非遊びに行ってみてください。

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