2012.07.10 Tuesday
「ふたつの名前で愛された犬」の話
(文 こばようこ)
24日に学研パブリッシングから
「ふたつの名前で愛された犬」(作・平野敦子さん)
という児童書がでます。ノンフィクション。
生き別れた飼い主を、ずっと忘れず待っていたという犬の話。
忠犬ハチ公じゃないけど
はぐれた駅まで、毎日2回、通っていたそうです。
飼い主のちいさな女の子は
ずっと大人になって、その犬の生涯を知ることになるんですが
なんとも切ないお話ですよね。
時間もたっているので取材が大変だったようです。
そんなお話に絵をつける。
ラフは・・・練ったかも。実話だし緊張気味。
昭和当時の写真も沢山チェック。
犬が駅で待っているというシーンが3回くらい出てくるので
あっちから、こっちからアングル変えて
なんとかなったかなと思いますが。
映画監督気分です。
最後は空から見た絵にしたんだけど
パースが狂いまくってて
・・・これは最後に描き直して差し替えてもらいました・・・。
ムズい。
編集さん、デザイナーさんと
わいわいやっている間に形になって
実にいい雰囲気のカバー周りになって
紆余曲折多々ありましたが
できたー! 本当にお疲れ様でした。
と、いうわけでカバーの色校をちら見せ。
べつの本に巻いてそれっぽくしてみました。
(夜に撮ったから暗い・・・)
どうでもいいけど
犬って
右前足・前の時、右後ろ足・後ろ、
左前足・後ろの左後ろ足・前
つぎに
右前足・後ろで右後ろ足前のー
左前足・前の後ろ前足・後ろ
と歩いている。あれ、合ってるかな。
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