絵本作家こばようこ・おだしんいちろうのブログ。いちおう毎週火曜日更新してます。

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最強図書室を目指せ15

(おだしんいちろう)

図書室全体を整えるのに、

「除籍」という作業があります。

要するに捨てるんですな。

凄まじく、また半端なく古い本が目白押しなのです。

背表紙の文字が完全に消える年月。

背表紙に「ひび」が入る年月。

おそらくこの小学校が創立したときに入ってきた本が

そっくりそのままあるのです。

別に希少本ってわけじゃないのよ。

これはさすがに子どもたちが手に取らないだろう、

いや、もう何十年も触れられていないに違いない……。

開いてみると、以前の貸し出しシステムの名残である

「貸し出しカード」が本の最後に差してあります。

これに名前を書いて借りていたんですね。

みると、ああ、名前が「書いてない」。

学校創立時から約40年、一度も読まれることがなかったのです。

なんだかひとごどではない気がして、切なくなります。

こんな本はむしろ不憫。

所謂断捨離即時強硬敢行。

図書担当の先生も望んでいたこともあり、

思い切って本をはじいていきます。

同じ本が何冊もあります。これも対象。

昔は子どもも多かったからか、

絵本なんか特に3冊同じ本を入れていたようなのです。

これは本棚を整理してようやくわかった事実。

図書室全体の本がスリムになり、

むしろ使いやすく、魅力ある図書室になると思うのです。

それから1年後の現在、除籍した本は約1000冊。

この除籍をするのには段取りがあり、

実際除籍ができたのはほんの一ヶ月前なのですが。

その話はまた後日。


2学期が始まると、ボランティア募集のプリントを作ります。

うちの子どもたちの小学校では、僕がボランティアを始める前から

学期ごとにボランティアを募っていました。

1年間のボランティアとなるとちょっと重たいよな〜と

僕も思うので、今までのやり方を踏襲しています。

よって、たくさん来てもらえる学期と少々の時があって、

当然ボランティアの方が多いほうが作業が進みます。

10人くらいいる時なんて、

僕はもう何したらいいかわかんないくらいになって、

1ヶ月くらいかかりそうな作業が

1時間も掛からずに終わってしまうのです。

がーっと終わります。ガーッと。

ありがたいことですね。


この2学期から今現在までほぼ1年ですが、

作業の80%がなんと「ラベル貼り」なのです。

次回は強敵「ラベル貼り」の話。

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