絵本作家こばようこ・おだしんいちろうのブログ。いちおう毎週火曜日更新してます。

<< 印刷所へ見学に行ってきた・壱の巻 | main | 印刷所へ見学に行ってきた・参の巻 >>
印刷所へ見学に行ってきた・弐の巻
 (文こばようこ)

3。

話はもどりますが。

描いた絵を編集さんに手渡すと

しばらくして「色校でました!」と連絡が来ます。


色校とは。

絵に文章が載って

実際使用する紙に印刷された

試し刷りみたいなものです。


でも、色の具合は原画とぴったり同じになってません。

こっちは何十色もの絵の具で描いているので

4色で再現する印刷でぴったんこ合う訳ないのです。


で、その見本を元に

又、印刷所で色の調整をしてもらいます。

その段階までくると

相当近いとこまで色が再現されるのです。

私の絵の場合は、印刷の方が良かったりしますよ、

あ、これは自虐ですね。やめましょう。


編集さんが書いた色校正紙を覗いてみました。


写真撮っておけばよかった。

赤ペンで真っ赤です。

全ページ、全面、気になる部分に

細かい指示が書いてありました。


「ここ明るく」「ばっちりです」「Mおさえて」「気持ちC上げる」


これでは全くわからない。

でも次にあがってくる色校は

同じ絵をスキャンして印刷したものなのに

色味が加減されて

別のものみたいです。


私はこの工程を全て編集さん任せで来たので

へぇ、くらいにしか思ってなかったんです。


が、今回印刷所へ行って

どれだけ繊細に調整をしているのか知ったのでした。


2013_08_14

同じ絵なのですが、右と左で背景色が違うのがわかりますか?

色校の初校と再校です。

このように全てのページで調整を重ねます。

(続く)
| 17:44 |