絵本作家こばようこ・おだしんいちろうのブログ。いちおう毎週火曜日更新してます。

最強図書室を目指せ12
 (おだしんいちろう)
そういえばKさん一家と看板作ったのを忘れてました。
図書室の上などに掲げてある大見出しです。
0類〜9類まであり、
本棚全てに看板を立てます。
図書室全体だと5〜60枚必要ですが、
そこまでやる時間と気力と材料がなかったので、
3分の1くらい作りました。
20枚くらいでしょうか。

まず事前に我らがこばようこさんに文字を
作ってもらいました。
パソコンのIIIustratorというソフトを使います。
それをやはり事前に学校でプリントしたのですが、
これがやっかいでした。
先生にカラーで作りたいと話したのですが、
学校の事務でストップがかかります。
予算オーバーです。議論をかわし、
「カラー用紙に黒インクで印刷したらよいのでは」
というアイデアをもらいました。
その手があったか。
印刷もやっかいでした。
学校のパソコンが年代物で全く動かない(失礼!)。
学校に快適なパソコンは1台(失礼!)。
それを使わせてもらうと、動きました。
印刷設定も試行錯誤の末なんとかオッケー。
0類、1類、2類、と全部色が違うので
色画用紙を差し替えながらの印刷です。
パウチもしたかったのですが、当然予算オーバー。
これはさすがに仕方ないかな。

看板はまな板を横に2枚並べたくらいの大きさ。
学校でゲットしてあった段ボールを使います。
作業はこばようこさんと、Kさんのおくさん。
おくさま特有の世間話をしながらも作業は進みます。
段ボールをサイズ通りに切り、
100円ショップで、こばか買ってきた「キラキラな包装紙」を
段ボールに巻き付けて貼ります。
その上に印刷した見出しをサイズ通り切り、貼ります。
さらにここがポイントなのですが、
見出しの横に、「子どもの描いた絵」を貼ります。
こうすると単なる看板ではなく、子ども美術館みたいに
なっていくのではないかと。
ゆくゆくは全生徒の絵が、図書室のどこかにあるようにしたい。
それはもう少し後のことですが。
ひとまずはKさんの子ども3人と、
うちの子ども3人に描いてもらいました。
みんな楽しそうに描いてるぞ。よしよし。

できた看板をどうやって飾るかですが、
ブックエンドを使いました。
看板の裏にブックエンドを差せるようにしました。
ブックエンドが足らないので、
図書室中のブックエンドをかき集めました。
看板が並ぶと、とたんに図書室が華やかになりました。
本棚の上の方が色とりどりです。
初めて図書室に足を踏み入れた時感じた「場末感」が
消え去りました。
「まだまだこれからだッ!」
と前向きに考えられるほど元気は残ってなかったけどね。

2013_05_28a

↑これがキラキラ看板だ〜。子どもの絵が入ってますね。
「えらい人の話」というのは、のび太のパパをリスペクトして。

2013_05_28b

↑Kさんが作った本棚。8個の棚が並んでます。
看板も図書室に彩りを与えていますね。

2013_05_28c

↑小見出し。こばようこデザインです。
本の背表紙ラベルに対応させてますので、感覚的に
返却できます。
| 14:12 |
最強図書室を目指せ11
 (おだしんいちろう)

悪の枢軸、鉄の棚を倒す前か後かは忘れましたが、

みんなでお昼です。

K家族とうちの家族全員が、図書室で

明るい日差しの中、おにぎりや唐揚げを食べました。

なんだか運動会のお昼みたい。


残りの作業は、本を戻すことなのですが、

これがただ事ではない。

「ひとまず」の並び替えをしたいのですが、

ざっとでも結局図書室の3割くらいの本を

並び替えることになります。

悪の枢軸鉄の本棚に入っていた本は主に

6類から8類。

新しく作ってもらった本棚に

そのまま戻しても前後がずれてしまうからです。

1類、2類、3類、4類、5類と端から

調整していき、初めて6類に到達すると。

ようやく新しい本棚に本を並べていきます。

なんというカタルシスなのでしょうかっ。

きれーに本を並べるのって、し・あ・わ・せ♥

Kさん家族、うちの家族総出で並べていきます。


……ではなく、うちのえいたとKさんちの子どもたちは

ちゃんばらごっこしてた。

えいたは段ボールやラップの芯なんかで剣を作るのが大好き。

でも残念ながらえいたの兄弟はふたりとも女の子。

「戦いごっこやろーぜ」

「えー、やんなーい」

で終わりです。

この日はKさんの子たちと心ゆくまで

戦えたのでした。


山積みになった本は、途中までというわけにはいきません。

次の日は月曜日。小学校は開園。

図書室もみんなが使います。

本が山積みでは学校に迷惑ですね。

こういった作業は夏休みなど、休みが長いときを狙って

行う学校が多いようなのですが、まあ

そこまで待ちきれなかったのです。

作業を続け、8類まで並べたところでタイムアップ。


並んだ本をずっと眺めていたい。

僕、美大出身ですが、

名画を観てるより

こっち眺めてたほうがいいかも。

みんなで後片付けを終えると

やっぱり夜になっていたのでした。

Kさん一家、どうもありがとう〜。

続く〜

| 23:57 |
最強図書室を目指せ10
 (おだしんいちろう)

本棚をKさんに全部組み立ててもらい、

全部4階まで運び、棚に「登らないで下さい」の張り紙をして

現場である昇降口を掃除。

気付くと夜8時を過ぎていました。

全然完成にならないじゃない。

そういえばKさんが日程を決めるとき

「二日だな〜」

と確かに言ってたな。

それにしてもふらふらです。

「がんばった〜」

という雰囲気が充満するなか初日を終えたのでした。


2週間後、再び集合。

Kさんが8個の本棚を、動かないように壁に設置したり

中途半端にできたスペースに、ミニ本棚を作ってくれました。

そしてついに悪の枢軸、鉄の棚の撤去に取りかかります。

よく考えたらその中に本がつまっていたので、

それを全て出します。

本っていうのは、棚から出すと量が増える気がしませんか?

家の片付けでも、本棚から本を出して積み上げると

「こんなにあるの?」

というほどになります。

さて全部出したあと、3つの棚を繋げているボルトを外し、

棚の底に段ボールをかませ、図書室から廊下、さらに

4階の反対側まで押していきます。

その際、Kさんの子どもたちがキャッキャ言いながら

棚に登ります。登ったまま廊下を進んでいきます。

これは船みたいで楽しかったに違いない。

押す方は重くなるのですが。。

階段はKさんと2人で本棚を持ちあげ、降りていきます。

け、結構重いね。鉄だけに。

学校なので、階段が広いのが救いです。

4階から1階まで降ろし、校舎の裏へ。(屋外ね)

ドガーンと置いて1つ終了。

あと2つを同様にこなしていき、

校舎の裏に3つの鉄の棚を並べたのです。

「た、倒した。。」


図書室に戻ると、視界が開けてる。

悪の枢軸によって遮られていた空間が

自由を取り戻したのだ!


次回、本棚作り編たぶん終了。

| 22:19 |
最強図書室を目指せ9
 (おだしんいちろう)

ようやく「小口シール貼り」を終えると、

もう完成した気分です。

だってあとは、ガンガンガンと組み立てて(Kさんが)、

運んで、本を入れればおしまいだからね。


3時くらいでしょうか、息子のえーたが

やってきて手伝ってくれました。

手伝いたくて仕方がないのね。

Kさんの仕事に興味津々。

木の板をガンガンガンと打ちつけるのを

手伝います。

「そっち持ってて〜」とKさんがいうと

一生懸命持ってます。

「そっち合ってる〜?」というと

しっかりと合わせます。


Kさん家族もやってきて

にぎやかになってきました。

僕はKさんがつくった本棚を、

こばと一緒に運びます。

昇降口から、よりによって正反対の4階です。

なんじゃそりゃ〜。

そう重いものでもないのですが、

8個あるからな。

いいダイエットになるぞー。


4階まで運んで窓際を空にして、

本棚を並べていく。

っていうと簡単なのですが、

はい、そっち持って−、せいの、

運ぶ、階段登場、本棚を斜めにして登る、

学校の階段が広いのがせめてもの救い。

中2階の踊り場、回るよ〜、

はい2階。回るよ〜、踊り場、回るよ〜

3階、回るよ〜、踊り場、回るよ〜

4階、では廊下です。向こうの端までだよ、

はい、図書室到着、奥だよ、奥。

あー、この鉄の本棚邪魔だな。

ここでいいか、じゃあ立てるよ、よいしょ。

よっしゃ、戻るか。

スタート戻り。

これを8回繰り返すと。

オアシスが見えていていつまでも

たどり着かないやつだ、これは。

夏のおもひでは続く。

| 20:29 |
最強図書室を目指せ8

(おだしんいちろう)

去年のカレンダーを見てみたら、図書室の本棚づくりは

7月1日の日曜と7月15日の日曜。

生徒がいない日曜日。

意外と早めに作っていますね。

予算が通り、材料を注文し届いたら

すぐに棚作りをしたようです。

大工さんのKさん(仮)と共に

学校に乗り込みます。


図書室で木を切ると

木くずが大変なことになってしまうので、

昇降口の外あたりに陣を敷きます。

Kさんが大きなベニヤ板を電動のこで

切り取っていきます。

切った板の横(小口)に、木目のついたシールを

貼って、やすりがけ。

これは当然最初からできているんじゃなくて、

自分たちでつけるのね。。

永遠とも思える作業の繰り返し。

夏。

世の大工さんはこれに耐えうるのかと、

Kさんに聞いてみたら、

「暑いもんは暑いよ〜。」だって。

必要なのは1に根性2に根性3に根性とみた。

ただ、この「切り出し」と「小口シール貼り」が

本棚づくりの半分くらい。

がんばれ、僕。

Kさんは淡々と作業をこなす。

うーん、プロい。


お昼には、こばさんがお弁当をもってきてくれました。

Kさん、僕、こばの3人で

昇降口に座ってお昼ターイム。

あー、おにぎりがおいしい。

お茶がのどを通ってくー。

セミの鳴き声が、静かな昇降口に

染み渡っている図です。

夏です。

ただ、実際セミが鳴いていたかどうかは

記憶にないのですが。イメージです。イメージ。

僕、この夏のイメージに弱いのよね。

そういえばゲームで「ぼくのなつやすみ」って

あるけど、やってみたい。。

夏はつづく。。

| 12:28 |
最強図書室を目指せ7
 (おだしんいちろう)

図書の先生や校長先生に

「僕の考えプリント」をお見せしたことで、

なんだか引き返すことができなくなりました。

気付くと僕は

「図書ボランティア事務局」になっていました。

先生方とボランティアの橋渡し役です。

こういった肩書きがあれば、中心になってやり易かろう

という校長先生の計らいであります。

初めは遠慮がちにやっていたのですが、

今では好き勝手にやらせてもらっています。。


これが昨年24年4月のこと。

1学期は地道に本の整理。結局やることは変わりません。

なぜなら以前に書いた「鉄の本棚」を撤去して

新しい本棚を作らないと進まないからです。

以前の「なんとなくこうしたらよさそう」ではなく、

現実的にどのように図書室改造を進めるか。

図書室を上からみた図を書いて、配置を考えます。

最難関はやはり鉄の本棚に変わる新しい本棚を作ること。


偶然か、幼稚園バスの待ち合わせで一緒の

ママ友がいまして、そのパパさんが大工さんなのでした。

本棚のことを話すと、快くオッケー。

よーし、なんとしてもあの「鉄の本棚」を倒すぞ。

そのパパさん(仮にKさん)と一緒に学校図書室に下見です。

棚設置場所を測ったり、棚一段の高さ奥行きを検討したり。

Kさんが「よーし」。

頼もしいわ。

簡単にいうのですが、素人ではこうはいきませんよ。

どんな板を使うのか、板の厚み、値段、棚を何段にするか、

本の重さに耐えうる構造、棚のデザイン、

それこそ釘だって太さやら長さやら選択肢があります。

このとき決めたのが、

壁一面でひとつの棚というのではなく、

8この本棚を作って並べるというもの。

その方が作りやすく運びやすいのですね。

必要な大きさの板を必要な数、

効率よく大きな板から切り出し、組み立てる。

そのイメージ、ビジョン。プロです。

これが6月頃。


どこから予算をもってくるか、これがやけに手間取りました。

正直、あれだけの大きさの棚をかなりの低予算で

つくってもらえるのですが、(無論材料費のみ)

学校の予算から出るのかPTAから出るのか

校長先生のポケットマネーから出るのか

それはないか、なんだかよくわからず、

学校側でも事務と校長先生と図書担当の先生とで

意見の一致があったかというと

そうでもない部分もあったりと。

とはいえ、なんだかんだで材料を買うことができました。

実際難しかったのですよ、ここが。

お金が絡むだけに。

しかしみなさん図書室をよくしよう、

学校をよくしようというところでは

ベクトルは一致しているわけですから、

一件落着だったのですね。

これは7月あたりでしょうか。


つまり、巨大な敵「謎の鉄の棚」を倒すための

準備に一学期分を要したのです。

倒したあと、スムーズに本の大移動ができるように

構想を練り、本を整理し、

虎視眈々と狙いを定めていきました。


| 23:16 |
最強図書室を目指せ6
 (おだしんいちろう)

話は今回だけ現在まで飛びます。

冬休み前の話です。

図書室の一番奥に、

事務のために生まれてきた灰色の棚がありました。

横に手を広げたくらいの大きさで、上半分はガラス。

例によって何年も手をつけてないであろう状態。

ガラスの中はなにやら物が詰め込んであるのが見えます。

年末でもあったので、前から気になっていたこの棚を

整理することにしました。

なんだか家の古い物置を探索するようなわくわく感。

禁断の扉をあけてみると。。


ほうほう、意外に使えそうなものが出てくる。

本の背の色ラベルだったり、

本をカバーするビニールのシートだったり、

大きなホッチキスだったり、

本の修復用セットまであります。

これは学校で買ってもらおうと思っていたのですが、

これを使えばいいな。

棚の下を開けると、

本の貸し出し票を整理する小ぶりの棚が丸ごと

入っていました。古き良き時代を感じる一品。

これ小物入れに欲しいわ。

更に、修復途中の本が20冊ばかり入っていました。

修復できるのか? こりゃ除籍でしょ(処分)

と思えるほどボロボロの本もあるのですが、

そういう本はそれだけ人気があって

よく読まれている本というジレンマ。

10年以上の歳月を経て

日の光を浴びることとなった本たちでした。

ゴミのようなものもたくさんあるので、

全てより分けて整理整頓。


棚に積もったほこりをぞうきんで拭きます。

水が冷たいわー。氷水だ。

でも始めてしまったのでこの際全部やろう。

棚の上もほこりがかぶってるんだろうなー。

イスを持ってきて棚の上を覗きます。

うわー、何年この状態だったんだろう。

これを雑巾で拭いていきます。

するとなにか書いてあるのが見つかりました。


2013_01_08c


拡大。


2013_01_08a


2013_01_08b


これはステキすぎる。

卒業の思い出に絶対に見つからないであろう

図書室奥の棚の上。

静かで、淡い光が入ってきている図書室。

そんな中、友達ふたりで忍び込む。

映像が思い描かれますよ。

これ、時効だよね?

って、もう写真載っけちゃったけど。

平成4年。

丁度それから20年、

しかも年末のぎりぎりの時期に見つかったのは

偶然にしてはできすぎですね。

| 16:34 |
最強図書室を目指せ5
 (おだしんいちろう)

学校図書室への考えを書いて、

プリントしました。

随分思い切って書いてますね。

いい根性しています。


1 目指すところ

●子どもが集まる図書室、わくわくする図書室。

●子どもが使いやすい図書室。(探しやすく、返しやすい)

●子どもや保護者が誇れる図書室。他の学校に誇れる図書室。


2 配置(大きく分けて)

●カウンターを真ん中に。全体が見渡せ、借りやすい距離。

●廊下からみて、0〜8が左、9と絵本(漫画も?)が右。

●0からまわって8まで整然と。(返しやすい)

●鉄の棚は撤去し、棚をつくる。(窓際につける)


3 配置(もう少し細かく)

●ファンタジー・推理は別コーナー。(背にマークと、棚に看板)

●昔話コーナーは必要かどうか。

●その他授業との関連でまとめたいコーナーを検討。

 ただし厳選しないと混乱するし、「探す」経験も必要。

●漫画は本来「726」だが、

 調べ物の部屋に並んでいると違和感があるし、

 作業中に子どももつい読んでしまうので、絵本の奥などへ。

   状況に応じ「歴史漫画」も同じ場所へ。

●「9」は日本の小説と海外の小説は分ける。作者別。

●もっと細かいところは少しづつつめていく。

●絵本は八王子図書館に準じて作者別。(かなりあとで)


4 案内仕切り板・棚の上の看板など

●1年生でも、すぐに返す場所がわかるようにつくっていく。

●全部子どもたちに描いてもらう。

   自分の作ったものが図書館で長く使われるのはうれしいし、

   図書室が身近になり足を運ぶきっかけになる。

   図工の授業と連動してもよいと思う。

●図書室入り口の看板・図書室内のディスプレイやポスター

 (「図書室は静かに」「マークの説明」「人気本ランキング」)

   なども子どもたちに作ってもらう。

●子どもたちの手作り感満載の図書室作り。徐々に進める。

 (わくわくする図書室、誇れる図書室)

●背のナンバーもわかりやすく作り直していく。


5 図書室運営

●こどもが本をぱっと戻せるようにする。(教えたり、ポスター)

●図書室は基本的に静かにする。(教えたり、ポスター)

●図書委員が仕事をはたす。

●着替えや栽培は他で。


これは現在進行形で、

できたものもあれば、学校の意向で変更になったものや

僕の考え方が変わったものもあります。

どのように進んでいるかは追々書いていきたいと思います。

次回は図書室整理をしていたときに(実は今日)

でくわした胸きゅんエピソードを紹介したいと思います。

では。

| 20:59 |
最強図書室を目指せ4
 (おだしんいちろう)

しばらくはとにかく本の整理。

前回のブログでも書いた「鉄の本棚」は保留のままです。

なにせ整理するところが多すぎてそこまでいきません。

物語コーナー(9類)は一応作者別で

「あ」から始まってはいるのですが、

仕分け板も半分くらいなくなっているので、どこから「い」になり、

「う」になっていくのかすらわかりません。

更に「せ」くらいまでいくと、本棚の場所が飛びます。

知らない子は「『そ』はドコ〜」となります。

スペースシャトルの屋外作業でふわっと隣の翼に飛び移る感じで

「そ」が並んでいる棚に移ります。

で、「て」くらいになると、また「『と』はドコ〜」となります。

実はその本棚の裏に続きがあるのでした。

「そっちかーい」

それからまた「は」で次の本棚にとび移り、「や」でまた裏にいくと。

書いてても訳わからないですね。

つまり作者別というのは、あってないようなもので、

子どもたちは鋭い感性によって本の位置を把握しているのでした。

それはそれでいいか。。


最難関は理科と算数の棚(4類)です。

壁一面が4類なのですが、ほぼばらばらに本が入っていました。

返し方もわからないので当然ですが。

並んでいればいいほうで、横倒し、上に詰め込む、逆さに入れる、と

アバンギャルドな世界です。

これをどう整理するか。

楽しんでいる僕はコワイです。

といっても、この整理は仮の姿。

とりあえず整理してみているだけです。

根本治療に着手するのは何ヶ月も先です。

この「とりあえず」っていうのが

だんだんと気持ち悪くなってくるんですね。

根本的になんとかしたいなあと。

そんな時、図書担当の先生に

「今後図書室をどうしていったらいいか、

何かご意見がありましたらお願いします」

ほう、なんとかはしたいと考えているのですね。

僕の、それまでぶつぶつと唱えていた考えを

炸裂させていいんですね?

続く。

| 16:12 |
最強図書室を目指せ3
 (おだしんいちろう)

本の整理といっても、初めはなかなか不毛な作業でした。

ラベルもなかったり、はがれていたり

「あ」や「さ」などの仕切り板も朽ちていて位置もバラバラ。

子どもが返す場所がわからないのも無理はありません。

当然適当に突っ込むことになり、いくらこちらで正しい場所

(というものがあればですが)に戻しても

一週間後に来てみると、元通りばらばらと。

それでも続けていたのは、僕の片付け好きということに尽きます。

こんなに楽しい作業はないと。

あーしろこーしろという人もいないし

(先生はホントにお忙しく、おまかせなのが実情)

片付け放題の楽園なのです。

また「本」というのが片付け心をくすぐります。

並べるときれーいになりますからね。

見た目でわかりやすい。たまりません。

並べろ、並べろ〜。

もう一日やっていても飽きません。

三度の飯よりと言いますが、僕にとって正にこれがそれ。

飯の時間が惜しい。片付けたい、力尽きるまで。。

僕はこの作業を通じ、悟りを開くこととなったのであります。

すなわち、僕の人生は片付けをするためにあった、と。


後日思うのです。

生まれ変わったら学校司書になろう。

いや、今からでも食えるのならば、なる。

でも食えないだろうな。

休みなしでもいいのですが。ダメ?

続く。

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